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「戦略的非上場」

~社員力が長期成長を担保する~

私たち綜合スタッフグループは上場できる条件を満たしながらも、戦略的に株式公開を行っていません。

株式上場のメリットは事前に大量の投資ができ、工場や不動産の事前仕入れ、長期に渡る技術研究にとっては有効な手段となるでしょう。一方、デメリットは上場であれば、顧客・社員に加えて株主に対しても視線を向けて事業運営していく必要があるということです。

上場すれば、利ザヤを狙った一般株主や一攫千金を狙う投資家に対して『当社は良いですよ』とアピールしていく必要があります。彼らの興味は「株価の変動」であって「社員の成長・幸せ」などではありません。投資家が喜ぶことはマスを賑わす話題であり、保有株が上がることです。投資による拡大ばかりをする企業はマスを賑わす話題が無くなった瞬間に衰退していく、社員力や結束の空洞化を埋めるために企業買収や外的資本の導入によってバブル化させていかなければ滅びる構造です。

『社員教育に力を入れている・社員を大事にしている』と謳っている企業は多いですが、実際には利ザヤ目当ての投資家や派手好きな学生への話題づくりにばかり注力している(せざるをえない)企業も多いでしょう。早期の株式公開や多くのファンド集め、買収を繰り返す企業は株主にばかり目が行っている可能性が高いといえます。つまり、「社員教育」などは口先ばかりといえるでしょう。経営陣のマネーゲームに巻き込まれ、自分の力を労働消費していきます。

綜合スタッフグループは外からの貼り付けによる拡大ではなく、内部の社員や仕組みの醸成(利を生む実体システム)によって成長を続けています。

先行投資の必要のない「人材」を生業とする私たちは、社員が最も大事な成長要素と捉え、社員が自ら成長できる、利益を獲得できる仕組み作りを構築・実践してきました。顧客・社員に対して注力し、短期的な利益を追うのではなく、長期的な戦略の策定と実行が拡大を可能とするのです。それは業界が構造的に行き詰まる状況においても「無借金経営」を続けていける理由でもあり、「非上場」の意図が単にパフォーマンスではないことを表しているのです。

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